しょーじきマジでイヤなんだけど
、ここでずっと矢崎さんと押し
問答してても、よけい店に迷惑が
かかる。
だからあたしは諦めて、
「――では、伺います」
短く言ってカウンターを出た。
満足そうな顔つきの矢崎さんと
一緒に店を出て、入口脇の立て
看板の前で立ち止まる。
「よしよし、これで落ち着いて
話せるな♪」
「言ったからには、なんかケーキ
のこと質問すれば!?」
「怖いなぁ。
そんなの時間がもったいない
だろ?」
矢崎さんはしらじらしく驚いた
ような声を出すと、ポスターに
ピタッと指を当てて、
「今年の新作、なかなかいい出来
だと思うよ。
そう桐生クンに言っといて」
「……知らない。
自分で言ってよ」
そんな心のこもってないあんた
からの伝言なんて、伝える気にも
なんないわよ。
、ここでずっと矢崎さんと押し
問答してても、よけい店に迷惑が
かかる。
だからあたしは諦めて、
「――では、伺います」
短く言ってカウンターを出た。
満足そうな顔つきの矢崎さんと
一緒に店を出て、入口脇の立て
看板の前で立ち止まる。
「よしよし、これで落ち着いて
話せるな♪」
「言ったからには、なんかケーキ
のこと質問すれば!?」
「怖いなぁ。
そんなの時間がもったいない
だろ?」
矢崎さんはしらじらしく驚いた
ような声を出すと、ポスターに
ピタッと指を当てて、
「今年の新作、なかなかいい出来
だと思うよ。
そう桐生クンに言っといて」
「……知らない。
自分で言ってよ」
そんな心のこもってないあんた
からの伝言なんて、伝える気にも
なんないわよ。

