きっと、汚れないようにって
配慮。
なんせ作業中の調理台は試作の
真っ最中で、けっこう散らかって
る。
「そういえば、今は何を作って
たの?」
「ボンボンの基本的なフレーバー
を何種類かと、アントルメ・
グラッセでメインで使おうと
してるソルベ」
へぇ――いよいよアントルメ・
グラッセにも取り掛かり出したんだ。
「そか。順調みたいね」
「ボンボンはな。
味に確信あるところから始めてる
から。
けど今、ソルベの方でちょっと
な〜……」
困ったように眉を下げて、爽介は
語尾を濁しちゃう。
「行き詰まっちゃってるの?」
「まぁな。
なーんか足りなくてさ。
ちょっと食べてみるか?」
「ウン!」
即答したあたしに、爽介は壁際に
ある大きな業務用の冷蔵庫まで
移動して、その扉を開いた。
……ん? 冷蔵庫?
冷凍庫じゃなくて??
配慮。
なんせ作業中の調理台は試作の
真っ最中で、けっこう散らかって
る。
「そういえば、今は何を作って
たの?」
「ボンボンの基本的なフレーバー
を何種類かと、アントルメ・
グラッセでメインで使おうと
してるソルベ」
へぇ――いよいよアントルメ・
グラッセにも取り掛かり出したんだ。
「そか。順調みたいね」
「ボンボンはな。
味に確信あるところから始めてる
から。
けど今、ソルベの方でちょっと
な〜……」
困ったように眉を下げて、爽介は
語尾を濁しちゃう。
「行き詰まっちゃってるの?」
「まぁな。
なーんか足りなくてさ。
ちょっと食べてみるか?」
「ウン!」
即答したあたしに、爽介は壁際に
ある大きな業務用の冷蔵庫まで
移動して、その扉を開いた。
……ん? 冷蔵庫?
冷凍庫じゃなくて??

