どーしても納得いくものが描け
なくて、あたしはとうとう鉛筆を
乱暴にテーブルに戻した。
「あーもうっ!
一口サイズのチョコのデザインが
こんなに難しいなんて〜〜っ!!」
店の中だってことも忘れて、つい
イラ立ちまぎれの声を出しちゃう。
「当たり前だ。
そう簡単に描けると思うな」
「―――――えっ!!?」
――だっ、誰っ!?
まさか返ってくるとも思ってない
返事に。
弾かれるように振り返ったあたし
は、瞳に映った意外な人物に、
呼吸も忘れて呆然とする。
「なんだ、驚かせたか?
思いきり人に聞こえるように
言ってたから、返事したんだが」
「べっ、別に聞こえるように
言ったつもりはないんだけど。
てゆーか、なんでこんなトコに
いんの―――貢?」
そう。
あたしの傍に立ってたのは、少し
前に別れたばっかりの、貢。
当然私服に着替えてて、パッと
見た感じはひとりみたいだけど
……。
「爽介はいない。
店で別れた」
なくて、あたしはとうとう鉛筆を
乱暴にテーブルに戻した。
「あーもうっ!
一口サイズのチョコのデザインが
こんなに難しいなんて〜〜っ!!」
店の中だってことも忘れて、つい
イラ立ちまぎれの声を出しちゃう。
「当たり前だ。
そう簡単に描けると思うな」
「―――――えっ!!?」
――だっ、誰っ!?
まさか返ってくるとも思ってない
返事に。
弾かれるように振り返ったあたし
は、瞳に映った意外な人物に、
呼吸も忘れて呆然とする。
「なんだ、驚かせたか?
思いきり人に聞こえるように
言ってたから、返事したんだが」
「べっ、別に聞こえるように
言ったつもりはないんだけど。
てゆーか、なんでこんなトコに
いんの―――貢?」
そう。
あたしの傍に立ってたのは、少し
前に別れたばっかりの、貢。
当然私服に着替えてて、パッと
見た感じはひとりみたいだけど
……。
「爽介はいない。
店で別れた」

