《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「このプラリネベースのは、
トッピングはアーモンドはいら
ないんじゃないか。

せっかくのドライなつめと干し柿
の風味が、少しボケるだろう」


そう貢が指摘したかと思うと、


「そう言われるとそうかもね。

じゃぁ、ピスタチオとクルミ
なんかはどう?」


って雫がすかさず提案したりして。


そんな光景を見て、あたしは
ゾクゾクするような高揚感を
押さえられなかった。



――才能のある3人が意見を
ぶつけ合って、どんどん新しい
スイーツのアイデアが生まれ
てってる。


そしてその輪の中に、あたしも
いる。


それが何より楽しくて、心が
おどり出しそうで。



素人意見だけどあたしもときどき
口を挟んだりして、その後しば
らくボンボンの改善点をみんなで
相談しあった。


そして全員の意見がまとまった
ところで、爽介が満足げに大きく
息をついて、


「サンキュー。

かなり参考になった!

今出た話は、明日さっそく試して
みるよ」