《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

くだいたナッツ類とかココナツ、
ココアパウダーなんかで手早く
トッピングしていきながら、爽介
はあたし達に説明してくれる。


「形は今日はテキトーな。

トッピングの組み合わせも仮。

気になることがあったら、遠慮
なく言ってくれ」


そうして、『よし、できた』って
声と共に、爽介は器具を全部
調理台に戻して、あたし達を
振り返った。


「ホイ、どーぞ。

お待ちかねの試食タイム♪」


「――ウ、ウン……」


一斉に近寄って、出来上がった
ボンボン・ショコラを見下ろす
3人。


緊張ギミのあたしの横からにゅっ
と手を伸ばして、ためらうこと
なくボンボンを掴んだのは――
思ったとおりだけど、貢だった。


貢はナッツがトッピングされたの
をパクッと口にほうり込んで、
モグモグやり出す。


「ふぅん。

食感がおもしろいな」


それだけ言って、また次の1個を
掴んで。


――って、貢を見てたって仕方
ない。

あたしも食べてみよ。