あたしは自分を奮い立たせる
ように、改めて気合いを入れ
直した。
☆☆☆☆☆
――そうして、次の日。
早番の仕事を終えてすぐ、裏に
駆け込むと。
厨房には爽介だけじゃなくて、
雫、貢……パティシエ全員がまだ
残ってた。
「ビックリした、全員いるじゃ
ない。
今日、そんな忙しかったっけ?」
「イヤ。
試食係、その2とその3」
爽介の、作業しながらの短い説明
だったけど、理解するにはそれで
じゅーぶん。
つまり、ふたりとも爽介の試作品
が気になって、わざわざ残ってる
ってわけね。
試作の真っ最中だってわかった
から、あたしはペラペラしゃべる
のは控えて、少し離れた所から
そっと爽介の手元を覗き込む。
ボンボンかアントルメ・グラッセ
か、どっちを作るのかも聞いて
なかったけど……今爽介が手に
してるのは、どうやらボンボン・
ショコラ。
ごく普通の半円形のものが何個か
出来上がってて、ちょうど今、
それぞれトッピングがされてる
ところ。
ように、改めて気合いを入れ
直した。
☆☆☆☆☆
――そうして、次の日。
早番の仕事を終えてすぐ、裏に
駆け込むと。
厨房には爽介だけじゃなくて、
雫、貢……パティシエ全員がまだ
残ってた。
「ビックリした、全員いるじゃ
ない。
今日、そんな忙しかったっけ?」
「イヤ。
試食係、その2とその3」
爽介の、作業しながらの短い説明
だったけど、理解するにはそれで
じゅーぶん。
つまり、ふたりとも爽介の試作品
が気になって、わざわざ残ってる
ってわけね。
試作の真っ最中だってわかった
から、あたしはペラペラしゃべる
のは控えて、少し離れた所から
そっと爽介の手元を覗き込む。
ボンボンかアントルメ・グラッセ
か、どっちを作るのかも聞いて
なかったけど……今爽介が手に
してるのは、どうやらボンボン・
ショコラ。
ごく普通の半円形のものが何個か
出来上がってて、ちょうど今、
それぞれトッピングがされてる
ところ。

