《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「知り合いの業者んトコ。

コンクール用スイーツのアイデア
で、ちょっとひらめいたことが
あってさ。

材料まわしてもらえっかとか、
味見たりとか、直接行かねーと
わかんねーから」


―――やっぱり!


絶対そうだと思った。


爽介が今そこまでするってゆった
ら、コンクールのことしかない。


アイデアがひらめいたって……
ボンボン?

それともアントルメ・グラッセ
の方?


気になって、できれば今この場で
イロイロ質問したかったけど――
爽介、明らかに急いでるっぽい。


わざわざ早退したのに、きっと
マッキーの居そうな場所探して
ここまで来たんだろうし……。


状況は簡単に想像がついたから、
あたしは好奇心をグッと押さえて
、手短に告げた。


「よくわかんないけど、がん
ばってね。

バイクで行くの?」


「あぁ」


「気をつけてねー、桐生クン!

がんばれぇ〜♪」


「店の方は任されたから。

話がまとまったらボク達にも
教えてよね」