《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

いつのまにか、あたし達のテー
ブルの側に爽介が立ってた。


しかも、なぜか私服。


「どーしたの、爽介!?

まだ仕事中じゃ……」


腕時計と爽介を見比べながら、
あたしはカン高い声で聞いた。


あたし達の休憩もイチバン遅い
シフトだけど、それでもまだ
1時半過ぎ。


爽介の定時は3時なのに。


「ちょっと行きたいとこができて
さ。

貢達に後頼んで、早めに抜け
させてもらった。

ホールにも多少迷惑かけるだろう
から、お前にも言っとこうと
思って」


後半はマッキーを見ながら、
爽介がそう説明する。


「そうなんだ。

それは、わざわざありがとう。

じゃあ休憩が終わったら、ホール
からひとり洗い物に回すよ」


「サンキュ。助かる♪」


「ウン。 

今日はわりと落ち着いてるから、
問題ないよ

でも、行きたいとこって?」


マッキーの質問に、あたしも
興味シンシンで爽介を見つめた。


だって爽介が仕事を早退してまで
何か私用を優先するなんて、
そうあることじゃない。


あるとしたら……。