《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜

「そーよね!

先着順でもないんだし」


弾みをつけるように咲希がブン
ブンと首を縦に振ると、マッキー
もそれがおかしかったのかクス
クスと笑いながら、


「だね。ゴメンゴメン。

で、その後矢崎さんには会えたの?」


「あ、ウウン。会ってないの」


食事が全部終わった後、ボーイに
矢崎さんを呼んでもらえるか
聞いてみたんだけど。


あいにく、盛況ですっごく忙しい
から、そういうのはしてないって
返答だったんだ。


だからあたし達は、矢崎さんとは
顔をあわすことなく帰ってきた。


手短にふたりにそう説明すると、


「そっかぁ。

今頃向こうはどう思ってるん
だろうねぇ」


うーんと首をひねるマッキー。


その問いに答えたのは、意外な声
だった。


「別にどう思ってたってカンケー
ねーよ。

蓮、おまえもそんな気にすること
ねーぞ」


「―――爽介!」


声をあげたマッキーだけじゃ
なく、あたしと咲希も驚いて声の
主を見上げる。