「金柑かぁ。
やっぱり矢崎さんも、日本なら
ではの冬の味覚を入れて来たん
だねー。
それにしてもこの時期にもう砂糖
漬けを用意してるなんて、手が
早いなぁ」
感心したようにマッキーが言う。
……悔しいけど、それはまさしく
そのとおりで。
12月頃が旬なわけだから、今は
まだその季節じゃない。
にも関わらず、もう入手して試作
にかかってるってことは、矢崎
さんはきっと説明会のすぐ後から
動き出してる。
爽介のスタートダッシュが一歩
出遅れたことは、残念だけど
否めない。
でも―――、
「別に早ければいいってもんでも
ないでしょ。
期間はまだ始まったとこなんだし」
決して負け惜しみじゃなく、
あたしは冷静にマッキーにそう
返した。
のんびりできるってほどじゃない
けど、別に今から焦る必要も、
まだないはず。
時間はそれなりに与えられてる。
その中でいいものを仕上げれば
いいんだから、爽介は爽介の
ペースでやればいいんだ。
やっぱり矢崎さんも、日本なら
ではの冬の味覚を入れて来たん
だねー。
それにしてもこの時期にもう砂糖
漬けを用意してるなんて、手が
早いなぁ」
感心したようにマッキーが言う。
……悔しいけど、それはまさしく
そのとおりで。
12月頃が旬なわけだから、今は
まだその季節じゃない。
にも関わらず、もう入手して試作
にかかってるってことは、矢崎
さんはきっと説明会のすぐ後から
動き出してる。
爽介のスタートダッシュが一歩
出遅れたことは、残念だけど
否めない。
でも―――、
「別に早ければいいってもんでも
ないでしょ。
期間はまだ始まったとこなんだし」
決して負け惜しみじゃなく、
あたしは冷静にマッキーにそう
返した。
のんびりできるってほどじゃない
けど、別に今から焦る必要も、
まだないはず。
時間はそれなりに与えられてる。
その中でいいものを仕上げれば
いいんだから、爽介は爽介の
ペースでやればいいんだ。

