「悠星。今日部活体験行くから先に帰ってて。」 「わかった」 帰りの会が終わって杏里と音楽室に向かった。 「げっ。遥も吹奏楽部入るんだ。大丈夫?瑠璃」 「平気平気」 あたしたちは最初に体験する楽器をきめ、そのパートの教室に向かった。