『あなた』へ

『おいっっ!!』



バンッ



キーケースを私に向かって思いっ切り投げつけた。



それで私はとんでもないことをしてしまったことに気付かされる。



昨日彼が寝ている間に私の家のスペアキーをこっそり外しておいたのだ。



持っていて欲しくなかったからと理由だけで、どうなるかなんて考えてもみなかった。



『お前は俺から逃げられないんだから2度とこんなことするなよ』



そう言って思い切り頬を叩かれ殴られた。



『あとさ俺に言われたから髪の毛切ったの?それで反省してるつもり?』



その後あいつにも同じことしたんだろと言われ無理矢理犯された。



仮にも・・・仮にも自分の彼氏に・・・屈辱的だった。



涙がこぼれてくる、それでも最後まで彼は止めようとはしなかった。



(私ってなんなんだろう・・・)



そして彼は次の日もその次の日も仕事を休んで私の家にいた。