「…ほんとに?」





達也が耳元で疑うように聞いてきた。





「…こんなこと……
私が嘘で言えると思う…!?」





そしてまた必死に目を逸らす私。





「…ちゃんと目ぇ見ろよ」





達也と目を合わさせられる。





「…付き合ってくれんの?」




「…こっちが聞きたいよ…。
私と付き合ってくれんの……?」





2人で顔を見合わせ、笑った。




そしてまた、キスを交わした―――――・・・。