「…覚えて…るの……!?」 絶対 絶対忘れてると思ってた 信じて信じ続けて やっとの思いで信じあえた 約束――――――――――― 「…ぜってぇ連れてくから。 …甲子園」 達也はとびきりの笑顔でそう言った。 「うん…! …信じてるよ」 「…行ってくる」 「行ってらっしゃい……!!」 達也は笑顔でグラウンドへ走り、私は笑顔で見送った―――――・・・。