私は…達也なら甲子園に行けるって信じてた。 そして私も…達也と一緒に甲子園に行きたかった。 だから、あの約束を交わしたんだ―――――…。 「達也、私を甲子園に連れてってね?」 「おう! ぜってー実波を甲子園連れてってやるよ!」 達也…私信じてるからね 馬鹿みたいって思われても この約束だけは 守ってくれるって信じてる―――。