「利実、行かないの?川越くんのトコロ。 ・・・ならあたしが行くっ☆ 川越くーん!!」 准に向けた笑顔はさっきのあたしへの笑顔とは真逆で、 この子は意地でも准を自分のものしたいんだと 確信した。 でも、准はあたしのもの。 だから、あたしは准を信じてる。 准、いつからあたし達はすれ違っていたのかな? 芽衣が転校してきてから? 前ケンカしたときから? ・・・・それとも最初から?