付き合って4ヵ月。
もうキスもそれ以上もした。
幸せでしかなかった。
美佳といればあきないし、
オシャレで美人な美佳は
先輩に紹介すれば
羨ましがられる程完璧だった。
美佳は俺の、自慢の彼女だった。
ある日の授業中。
チラリと美佳を見たら
ケータイを嬉しそうに
いじってた。
何?ゲーム?
なんか楽しそうだし
教えてもらお♪
そう思った俺は
メールを打って送った。
俺が送ったとたん
“…ぶ。”
静かな教室に一瞬だけ響いた
バイブ音。
美佳は送信者を確認すると
俺を見た。
いや…………
睨んだ。
「は?」

