ガタガタガタ…… 体が震えるのがわかる。 涙が溢れて 頭が真っ白になって 身体の力が抜けていく。 「りんっ!」 「翼ああ……。 あたし、怖いよ……。 助けてえ………?」 ギュッと翼にしがみつく。 「何があったの?」 グイッとケータイを 翼に突き出す。 「読むぞ?」 「ん……。 なりちゃん、とっ とーなとっあゆっみ。」 泣いてて言葉が 言葉にならない。 とりあえず 2人でソファーに座る。 翼がメールを読んでる間も あたしは翼に しがみつきっぱなし。