世界で1番アイシテル





「……んぁ…。
んっ……ゆ、……かあ……。
ぁ………っ、は……ぁ」


今日はいつになく激しいキス。

途中で舌が入りこむ。



ダメ、こんなの耐えられない…



「ゆ……………ぅ。」


「りん………愛してる。」

――――――コトっ


いつの間にか
リビングに移動していて
遊夏はプレゼントを机に置いた。


誰かいるんじゃ……っ


と思い、目を開けて見ると
誰もいない。



そこで思い出した。

今日遊夏の家族は

みんな出かけてるらしい。

弟くんは部活で
お母さんはパート。

勿論お父さんはお仕事。

なんか、危なくない?


少し、危機感を感じた。


遊夏はキスをしたまま

足を止めない。


このまま行くと目的地は


ベッドルーム。





ヤバい…………ッ!





ただそれだけの感情が芽生え


ドンッと遊夏を離す。