『一滴』の雫




『わかったよ。じゃあ決行はバレンタインの前の日…13日ね!!』




『うん!…咲ちゃん、大好きッ!!』



ぁあ!そういえばどんなの作れば良いかなぁ?それとなく聞いてみよう!







…楊発見。ん…?な、なんと2組の朝野さんだ!あたし達は4組なのに…なんで!?


『だぁからぁ。困るワケ。そんな事言われても。』


『あたしは楊君が大好きなのぉ!!付き合ってよ!』

!!嘘…告白!?



『そんな気持ち押し付けられても困るだけだし、大体俺は好きな奴いるワケ。だから無理だし。』


『嫌!!じゃあその人の名前教えてよ!そしたら諦めるから!』


『ちッ仕方ねえ…。』

急に、声が小さくなった。聞こえないよぉ…。


『…だよ!わかったな!さっさと失せな!』



『やっぱり…ふ…んわかったわ。行きますわよ。フフ…。』


ほーッ。楊は朝野さんをフッた。嬉しい!!


『楊!』


楊はすごくビックリしてる。


『さ、咲奈!?』