「私だって頑張ってる。」 どこからか私の声がする。 そう。 水たまりの中の私の声。 もう1つの世界の私。 「あなた私?」 「そう、私」 「どこから来たの?」 「さぁ?じゃあ君は?」 「さぁ…。」 「同じだね」 「ねぇ。」 「なに?」 「また会える?」 「頑張るの答えが見つかったらまたきっと会えるよ」 そう言い残し消えた、 もう1人の私。