宛もなく歩く。

他に歩く人はいない。



車が横切ると共に水が跳ねる。

「サイアク。。」
私は呟く。


少し気分が悪くなり
ながらも私は歩く。








水たまりを覗く私。

嘘のない、
水たまりの中の私。


「君はいいな頑張らなくて。」