思わず責める口調で言うあたしに、ジロリと視線を落として。 「チィ、誰が酷いって?」 お兄ちゃんの鋭い眼光に思わず目を逸らす。 「だいたい。ボール当たるのも、捻挫するのも、チィの鈍さが問題なんじゃないの?」 ギクッ。 「その上、彼がお前を送らなきゃいけなくなったのはチィが携帯を忘れたから。だよね?」 ドキッ。 ため息と同時に低い声で呟く。 「……重い。家入ろ」 ス、スイマセン……。