お母さんは買い物かな? お父さんもお兄ちゃんも多分、まだだよな。 途方に暮れてると、 「須田。よかったら俺、送るよ」 まだ一緒に居てくれた長谷川くんからの驚きの提案。 「俺の自転車、荷台あるから座れるし。須田んち◯×商店街の傍なんだろ? 帰り道だから」 何で知ってるの!? って一瞬びっくりしたけど、 ……そう言えば書いたね。自己紹介のとこに。 「いいね、もう暗くなるし。そうしてもらったら?」 そんな保健の先生の軽い後押しで決定して――。 あたしは今、長谷川くんと二人乗りしてます。