「プ、プレイって……何!?」 何とも怪しすぎる響きに動揺を隠せないあたし。 大量に振り撒かれるフェロモンにやられてどきまぎしまくってたからその後の言葉を聞き逃してしまった。 「家族じゃなくなるけど。まぁ、どうせまた家族になるんだしね」 「――え? 今、なんか言った?」 「……何にも」 目を細めて微笑む王子スマイルに誤魔化され、その大きな手があたしの手を包み込んだ。 「帰ろう」 さあ、一緒に。あたしたちの帰りを待っている人がいる我が家へ。