背中に回された腕。その温もり。鼻の先にはお兄ちゃんの匂い。 抱き締められてる!? そのことに気づくまで数秒かかった。 何で!? どうして!? 密着するような形にぴったりとくっついているあたしとお兄ちゃんの身体。 「アイツには、どんなことされた?」 み、耳元はヤメテ! くすぐったくて変な反応をしちゃう自分が嫌だった。