あ、そ。
お兄ちゃん目的なのが丸分かりで納得。でも別に今じゃなくてもよかったんじゃないだろうか?
空気読もうよ。
残念なような、ホッとしてるような複雑な気分。
いや。邪魔されてよかったのかも。徐々に冷静になって我に返っていく。一体何考えてた!?
邪魔が入らなかったら、あたしは飛んでもないことを口にしてたかもしれない。さっきまで恨んでた実行委員に感謝したくなった。
ここはもうお兄ちゃんに任せよう。と後ろへ下がる。
「写真ですか? いいですよ」
快く受けるお兄ちゃん。
あまりの完璧な王子スマイルに実行委員の女子の目にハートが飛んでいた。


