え!? あたしは微塵も記憶の無いんですけど!? お客さんで来てくれた人、とか? 「須田、千衣子ですけど」 「そうそう、チエコちゃんだよね。俺、友達とはぐれて一人なんだ。一緒に回らない?」 「は……?」 見覚えのない男の子に誘われて戸惑ってると、 背中に手を回される。 「まだあっちの方見てないんだよね〜、行ってみようよ」 「あの……」 え? え!? 何? 何するの!? 強引な態度に流されながら、理解できないまま連れて行かれる。