でも、あれ? 気になって改めてお兄ちゃんを見る。 いつもより少し顔色が冴えないように見えた。 「疲れてる? 顔色良くないよ」 「少しな。でも大丈夫だよ」 ふわっと微笑むその笑顔に……。 今、キュンってなっちまいました! いつもより甘く響くお兄ちゃんの声。とうとうあたしは耳までどうかしちゃったんだろうか? 「あれ? ナニナニ〜? 秀哉、女子高生にも手ぇ出してんの!?」 その時、階段から妙にハイテンションな人が現れた。