いつの間にか、あたしの中でそれは当たり前になってた。 いつまでも一緒にいられるって、どこかで思ってたのかな……だから。 ショックで飛び出したんだ。 「何でいきなり店飛び出したんだよ」 覗き込むように見つめる大きな二つの瞳に、ぐっと言葉に詰まる。 言えない――。 あたしもやっと何となく気づいたこと。うまく説明出来る自信がなかった。 「お兄ちゃんには、関係ない……」 「は? 何、それ?」 低く傷ついたような、声。 ――だって。