「洋。ここで会うのも何かの縁ってやつだ。

どう?これからオレん家に来ない?」

 ニンマリ笑って言ってやる。

「バカ。

世の中の女はみんな、

自分の誘いに乗ると思ってんでしょ?!」

「ああ。けど、オマエの事は女と思ってない」

 彼女は黙り、

タバコをア落として踏みつけ、

それを摘み上げてオレに渡しながら、