私が通っている星香大学の門を
通りすぎると・・

ゴンッ・・

「いったーい・・」

「いってーなー」
「ってか大丈夫か??」

「大丈夫、大丈夫・・」

ぶつかったその人は
背が高くて、細くて、顔がとても整っている。

わーかっこいい。

「おっ・・わりー急いでるからー」

こっちを向いてー

「「俺2年法学部の下山純也。
また会ったら声かけてねー」」

そして手を振ってきた。

「「あのーあたし・・1年で国際教養学部の
長野由紀です。」」

「「しってるー」」
「「またねー」」
彼はいなくなってしまった・・。

知ってるって・・
なんで??
会ったことあったっけ??
まーいいやー。

講義だぁー
早く行かなきゃー

講義室にはいるとー

「ゆきぃー」
「来るのおそいよー」
この子は私の大親友ー
半田胡桃。
髪が長くて、体も細くて、すごく美人な子。

「何しとたん??」
微妙な関西弁をしてるのは
柴田仁。
背が高く高校ではすごくもててたらしい。

「今日ー診察の日じゃん」
この人は大学をトップで入った
優等生、栗田裕樹。
めがねをはずすと
とてもかっこよくて
大学の人気者!!
そして裕樹の母は栗田優子。
私が通ってる病院の主治医。