”ただ、愛されたかった…”



 毎日、瑠理と母親との言い争いは、続いた…。


 母親は、瑠理を、手放すのが、どうしても嫌みたいな感じ…。



 でも、瑠理は、母親と、一緒に暮らしたくなかった…。


 あの日以来…母親の見方が変わってしまった…。


 尊敬など、もう、してなかった…。


 また、自分の人生を、潰されない為に、


 母親から、離れたかった。



 それに、母親の執着(瑠理に対する)が、恐ろしかった。


 …もう、信じられなくなっている…。