”ただ、愛されたかった…”

 あの日の夜は、友達の優華と飲みに、行っていた。

 夜中に帰ってきた。

 美樹の、電話で彼氏と話す声が、聞こえていた。

 楽しそうな美樹の笑い声に、イラッとした。

 その後、美樹を部屋に呼んだ。

 美樹は、いつもと違う私を不安そうに、見ていた…。

 「自分の立場、わかってるの?あんたは、居候なんだよ!やりたい放題じゃん!」

 瑠理が言った。

 「…居候?…意味がよく解らない…。」

 美樹は、そう言う。

 「あんたは、図々しいって言ってんの!人が優しくすればつけ上がってくるでしょ。

 私に対して、感謝なんて何にもないでしょ。」

 「…。」

 美樹は、泣き出していた…。