「いや゙あぁぁぁ!!」 "あたしは死ぬ" 「イヤだ!嫌っ!やだやだやたぁぁ!あ゙あ゙あ゙あ゙」 病室で急に叫び出したあたしに、看護婦さんは慌てて駆けつけた。 「大丈夫、落ち着いて美鈴さん!」 「死にたくない…恐い、恐い」 涙と汗でぐちゃぐちゃの あたしの背中を看護婦さんが撫でる。 「大丈夫よ?大丈夫」 あたしは泣いた。 病気の恐怖。 晃雅くんがいない哀しみ。 そして、 赤ちゃんを殺してしまったことの申し訳ない思いが、 涙として 一気に溢れた。