「大斗にぃ…」 「俺がっ!いつでも、嫁にもらってやるから…」 言葉を遮り、大斗兄はまたぼそぼそと続けた。 だが、今度ははっきりと聞こえた。 『いつでも、嫁にもらってやるから…』 …え? どういう、意味…?