…一体どれほどの時間がたったんだろう。 私が気を失ってから、一週間くらいたってる… …あーあ、日曜日、敬人さんと会って話す約束してたのに… …敬人さん、泣いちゃうかなぁ… なんてことを、ぼんやりと考えていたら、病室の重たいドアが開いた。 そしてそこには、ひろ兄と敬人さんが立っていた。