彼は年下

『あっ、花菜先輩!。よかった。来ないから、何かあったのかと思って探しに行こうと・・・。』

!!!!。

『先輩・・・??。』

優くんが私が泣いてる事に気付いた。

『・・・。なんで?私の何が駄目だったの!?ほったらかしにして、あげくの果てには、女の人とイチャイチャしてるの、見せ付けて、優くんは、私と別れたいの?。ならそう言ってよ。優くんの馬鹿・・・。』

・・・・。
静かな時間が流れる。
逃げ出そうとしたとき。


私の右腕をぐいっと引っ張って、優くんの大きな胸の中に引き寄せられた。

『なっ・・・。』

『何言ってるんですか?。勝手なのは、先輩の方ですよ。僕、先輩何考えてるのか、全然わかんなくて、それで、知り合いの女の子に相談したけど、わかんなくて、先輩に聞こうとしたら、なかなか聞けなくて、勝手に誤解しないで下さい。先輩以外の人を好きになんかなりませんから。』


『うっ、うっ。優、優くん』
泣き崩れた、私を優しく抱きしめてくれて、キスしてくれた。おでこじゃなく、唇に、優しく優しくしてくれた。


『優!昼間からあんたは何をやってるんだか!』
女の人が優くんを呼ぶ声がした。

『姉ちゃん!!。』

!!??。


『お姉さん・・・?』

『うん。僕の姉です。先輩の事で相談してて。』



その言葉を聞いた途端に一気に全身の力が抜けて。優くんの体から崩れていった。