非常階段の途中で校舎の中に戻りまた宛もなく歩く もちろん廊下を歩いているだけで生徒の視線が自分に集中する 少し不機嫌になりながら角を曲がるとすぐに食堂が見えた 朝から食堂を使う奴が居るわけもなく、ただテーブルと椅子だけが並ぶ広い部屋は凄く静かだった 自販機を見つけ小銭を入れて缶コーヒーのボタンを押す ガコッという音が響き取り出し口から缶を手に取る 近くの椅子に座り缶のタブを開けて温かいコーヒーをすすった