彼女のことを知りたい。

彼女ともっと一緒にいたい。

何となくだけど、俺は気づいていた。

そのうち、彼女とつきあうことになるんじゃないかって。

初対面…なのに、俺は何を思ってたんだか。

でも、
「なっちゃん、大丈夫?」

「大丈夫だってー。

もう、姫ちゃん心配し過ぎー」

おぼつかない彼女の足取りに不謹慎だけど、かわいいと俺は思ってしまった。

次に俺と彼女が出会うのは、その翌日…いや、日づけが変わったから今朝のこと。

☆★END☆★