だれだ?? このなんとも言えないおしとやかな声は………好み!! おれはそう思いながら、すぐに声の主を知りたくて後ろを振り返る。 そこには法学部で一番美しいと評判の良い女の人がいた。 身長は165cmくらいで茶髪のすらっとした女性だ。 「翔太……いつからだよ、あの人気な西山夏美と。」 廉が俺の肩をつつきながら、質問をする。だが、俺は全くこの女の人と面識はない。