美咲と初めてあった
次の日。



俺は大学で、唯一仲の良い親友と呼べる存在に等しい男【本城廉】(ほんじょうれん)に昨日あったことを話した。



「ほう、さすが翔太だな…なに、その女の子も昔の自分に似ていたわけ??」



テーブルにあったコーヒーを手で取って、コーヒーをすすりながら、廉が俺に聞く。



「似てたよ。ただ、なにかが引っ掛かる女の子なんだよな」



俺はそう言って考えこむ。


なにかが…