俺の大丈夫だ。という言葉に反応して、顔を上げて美咲が疑問たっぷりな顔で言う。 「どういうこと??」 「お金は払っていないからな、異議申し立て期間が過ぎてからまた書類が送られてくる、次に来るのは【仮執行宣言付き支払督促】だ」 長い名前に唖然とする美咲。 「か、仮執行宣言付きし、支払督促??なにそれ。」 俺は美咲の質問を無視して続ける。 「これにも二週間期間がある…少し手続きは面倒だかな、おれが手伝ってやるよ。」