オーラの中に浮かぶ 黄金の人影…


その人影が 寝てる姫の頬に手を添えて…

『あの人を頼みます…お願い…私の代わりに』


そう 伝えると 一瞬のうちに オーラは消えた…


不思議な 不思議な 現象で…


『あの人は誰? 私に誰を 頼みたかったの?』

夢の中の姫は呆然と立ち尽くしていた

…目が醒めて 夜空の月を見上げると

満天の月の真ん中に輝く光があった