だから… おばさんの外出中に…… 私は包丁を握り、 子供を…刺してしまった…。 次は…私の番…… 包丁を自分に向ける。 すると、最後の力を振り絞って、私の娘が…亜理砂がこう言った。 『お母さん…死なないで―。』 ごめん、亜理砂。 ごめん、明人。 ごめん、ごめんね。 また会おう? 『お母さん!!死なないでぇ――!!!』 私は、そこでことぎれた。 ***************