これまでスピな話をいろいろ書いてきた
「シロネコの大冒険」

でも僕はもともと、別にスピな人では
ありません。

僕がそもそも好きだったのは「哲学」の
方。またはせいぜい「仏教」に関心を
寄せるぐらいで、

霊とか気とかいった「アヤシイ話」には
さほど興味がなかったんですね。

でもまあ「哲学」というのもかなり曖昧
な分野で、

いろんな哲学者がいたけど、ある人は
宗教的だったり、スピ的だったり、
または科学的だったり・・

もしブッダを哲学者とすれば、仏教と
いう宗教も哲学だろうし、

ギリシャの哲学者は、物質の最小単位の
ことを考えていたけど、それはまさしく、
今でいう「原子」とか「素粒子」のこと
ですから、科学ですよね。

いま「哲学界」が、どこからどこまでが
哲学で、宗教で、スピで、科学だと認定
しているのか僕は知りませんが、

哲学の中で僕が最も評価しているのは
「実存主義」。

これは「人は死ぬものだから、目標を
もってそれに向かって生きた方が
有意義」と教えるものです。