はぁ~、なんで振られたのか分からん...
優花はいったい何を考えてるのか、分からん。
 好きな人が出来たのか、俺がなにか怒らせるようなこと言ったのかなぁってずーと考えてて寝れんかった...。

 あぁー、眠い...

 ドンっ!!!

だれかとぶつかってしまった。先輩だったらどうしよ...
「あっ、すいません。大丈夫ですか!?」
「もうー、どこ見て歩いてるの?って、悠太君じゃないの?」

 なんと、俺の隣の佐藤結果だった。名前を呼びたくない...
ゆうかって呼ぶとあいつの顔が出てくる。
「ねぇ、聞いてる?」
「あ、ごめん...。」
「なんか、あったの...」
結果の言葉にまたあいつの顔が出てくる...
「あっ、いや...ただ昨日ゲームやりすぎて寝不足なわけ。
すまなかったな。」
 くそー、結果にまで心配されてるし...
でも、あいつかわいいなぁ。
モテる理由分かったかも...


 悠太、大丈夫なのかなぁ...
まさか、別れたのしっぴーと...