トモくんとチハルちゃん




「この間ね?雑誌見たら、男の人は巨乳が好きって書いてあって。私、小さいから恥ずかしくなっちゃって、ずっと断ってたの。」


「え。そんな事気にしないよ?」


「でも…。気になって友達に相談したら、豆乳がいいって聞いてね?だから、頑張って飲んでたの。」


顔を真っ赤にしながら話すチハルちゃんが愛しくて、ギュッと抱きしめた。



「ごめん、気づかなくて。無神経だった。」


「ううん、私が悪いの。ちゃんと言わなかったから…。」


「俺、チハルちゃんの胸小さいと思ったことないよ?気にしてないもん。巨乳よりチハルちゃんの胸がいいよ、俺は。」



そう言うと、チハルちゃんは小さく頷いて、腕に力を込めてくれた。