「あ、トモくん。アイス食べる〜?」 「…うん。食べる。」 「どしたの。なに拗ねてるの。」 「むぅ…。だって、チハルちゃん全然教えてくれねぇもん。」 「何を?」 「なんで断るのか、とか。豆乳どうして飲んでるのか、とか…。」 「え?あー…。そっか。じゃあ、教えてあげるから、機嫌直して。ね?」 「うん、わかった。」 そのまま、2人でソファに腰掛けて、チハルちゃんはポツリポツリと話し始めた。