「なんか色違いが増えるとラブラブ度が増してくる気がして嬉しいんだぁ。」


「ラブラブ度?」


「うん、チハルちゃんと俺の。それで、もっともっと好きになんの。」 


ニッコリ、飛びっきりの笑顔でそんな事言われたら、キュンとして思わず頷いてしまう。


トモくんは、結構ロマンチストなのだ。

今みたいに、平気な顔で甘い言葉を投げかけてくるので、上手くリアクションが出来ずに、照れてばかり。

だから、困ったクセは大変で、大変で…。
買うたびに言われてちゃ、こっちの心臓は大忙し。


「あ、照れてる。」


「え?!て、照れてないよ〜。」